納豆卵かけご飯は、手軽でおいしく、忙しい朝にも取り入れやすい定番メニューです。
一方で、「ダイエット中に食べてもいいの?」「カロリーは高くない?」「たんぱく質はどれくらいとれるの?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
納豆卵かけご飯は、食べ方を工夫すればダイエット中にも取り入れやすい朝食です。
卵と納豆でたんぱく質を補いやすく、ご飯の量でカロリーを調整しやすい点も魅力といえます。
この記事では、納豆卵かけご飯のカロリーやたんぱく質量、PFCバランス、取り入れ方のポイントをやさしく解説します。
納豆卵かけご飯がダイエット中の朝食に取り入れやすい理由
手軽で忙しい朝でも続けやすい
納豆卵かけご飯は、火を使わずにすぐ作れるため、忙しい朝でも無理なく続けやすいメニューです。
忙しい朝でも、サッと用意しやすいのがポイント。
ダイエットは継続が大切だからこそ、「頑張らなくてもできる朝ごはん」を選ぶことが続けやすさにつながります。
卵と納豆でたんぱく質をとりやすい
納豆卵かけご飯は、卵と納豆を組み合わせることで、手軽にたんぱく質をとりやすいメニューです。
納豆1パックと卵1個で約13gのたんぱく質がとれるため、1食分としても取り入れやすいのが特徴です。
ダイエット中は筋肉量の維持も大切になるため、無理なくたんぱく質を補える点もメリットといえます。

どちらも手軽に用意できる食材なので、継続しやすいのもポイントです。
ご飯の量でカロリーを調整しやすい
納豆卵かけご飯は、卵と納豆の量がほぼ一定なので、ご飯の量を調整するだけで全体のカロリーをコントロールしやすいメニューです。
たとえば、ご飯を100gにするか150gにするかで、満足感を保ちながら摂取カロリーを調整しやすくなります。
ダイエット中でも、ご飯の量を自分に合わせて調整しやすいのは、納豆卵かけご飯の取り入れやすいポイントです。
納豆卵かけご飯のカロリーは?お米50g単位でチェック
納豆卵かけご飯は、卵と納豆でたんぱく質を確保しやすい一方、カロリーはご飯の量によって大きく変わります。
ダイエット中は、まずご飯量を見直すだけでも調整しやすい朝食です。
| ご飯の量 | ご飯 kcal | 卵M 1個 約71kcal 納豆1パック 約79kcal | 合計 kcal |
|---|---|---|---|
| 100g | 156 | 150 | 306 |
| 150g | 234 | 150 | 384 |
| 200g | 312 | 150 | 462 |
| 250g | 390 | 150 | 540 |
| 300g | 468 | 150 | 618 |
※卵はMサイズ1個、納豆はミツカン「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆」1パックをもとにしています。
※数値はあくまで目安です。カロリーや栄養価は、食材の種類や参照元によって多少前後する場合があります。
ご飯の量で納豆卵かけご飯のたんぱく質量はどれくらい変わる?
納豆卵かけご飯のたんぱく質量は、卵と納豆だけでなく、ご飯の量によっても少し変わります。
白米にもたんぱく質が含まれているため、ご飯の量が増えるほど、納豆卵かけご飯全体のたんぱく質量も少しずつ増えていきます。
| ご飯量 | 白米のたんぱく質量の目安 | 納豆卵かけご飯全体のたんぱく質量の目安 |
|---|---|---|
| 100g | 約2.5g | 約16.1g |
| 150g | 約3.8g | 約17.4g |
| 200g | 約5.0g | 約18.6g |
| 250g | 約6.3g | 約19.9g |
| 300g | 約7.5g | 約21.1g |
※納豆卵かけご飯全体のたんぱく質量は、白米のたんぱく質に、
卵1個(Mサイズ:約6.2g)と納豆1パック(約7.4g)を加えて計算しています。
※数値は見やすさのため小数点以下を丸めて表示しています。
たんぱく質は1日量だけでなく、1食ごとにある程度分けてとると取り入れやすく、1食あたり20〜30g程度がひとつの目安とされています。



納豆卵かけご飯は、ご飯100gでも約16gのたんぱく質がとれるため、1食あたりの目安の半分程度を補いやすいメニューです。汁物やおかずを組み合わせると、さらにバランスを整えやすくなります。



ただし、ご飯の量が増えると、たんぱく質だけでなくカロリーも
一緒に増えます。ダイエット中はご飯量とのバランスを見ながら調整するのがおすすめです。
ダイエットにたんぱく質が必要な理由
ダイエット中にたんぱく質が必要なのは、筋肉をできるだけ減らさずに痩せやすい体を保つためです。
1. 筋肉量の維持・増加
食事量を減らすと、脂肪だけでなく筋肉も落ちやすくなります。
筋肉が減ると、体が引き締まりにくくなるだけでなく、消費エネルギーも落ちやすくなります。
たんぱく質は、そんな筋肉の材料になります。
2. 代謝の低下を防ぎやすい
筋肉量が落ちると、基礎代謝も下がりやすくなります。
すると、以前と同じように食べても太りやすくなる傾向があります。
ダイエット中にたんぱく質を意識するのは、筋肉をできるだけ減らさずに体を引き締めやすくするためでもあります。
3. 満足感があり、空腹対策にもなる
たんぱく質を含む食事は、炭水化物だけの食事よりも満足感を得やすいです。
消化にもある程度時間がかかるため、お腹が空きにくく、間食の増えすぎや食べすぎの予防にもつながります。
体重別たんぱく質必要量
たんぱく質の必要量は、体重によって変わります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人のたんぱく質維持必要量は0.66g/kg体重/日をもとに算定されています。
ダイエット中は筋肉量の維持も意識したいため、たんぱく質は体重1kgあたり1.0〜1.2g程度を目安に考えると取り入れやすいでしょう。
| 体重 | 維持必要量(0.66g/kg) | 一般的な目安(1.0g/kg) | しっかり意識(1.2g/kg) |
|---|---|---|---|
| 50kg | 約33g | 約50g | 約60g |
| 55kg | 約36g | 約55g | 約66g |
| 60kg | 約40g | 約60g | 約72g |
| 65kg | 約43g | 約65g | 約78g |
| 70kg | 約46g | 約70g | 約84g |
※ 0.66g/kg体重/日は、筋肉や臓器など体の組織が減り始めない(材料不足にならない)ために、理論上最低限必要とされる量です。



たとえば体重50kgの人なら、1日に必要なたんぱく質の目安は約50〜60gです。納豆1パックと卵1個で約13gのたんぱく質がとれるため、納豆卵かけご飯は1食分のたんぱく質補給としても取り入れやすいメニューといえます。
納豆卵かけご飯はダイエット向き?PFCバランスから見るメリット
納豆卵かけご飯がダイエット向きかを見るときは、カロリーだけでなくPFCバランスも参考になります。PFCバランスを意識すると、食事内容が整いやすくなり、結果的に痩せやすい食事に近づけやすくなります。
PFCバランスとは
PFCバランスとは、総摂取エネルギーにおける
P=たんぱく質、F=脂質、C=炭水化物のエネルギー比率のことです。
ダイエット中はこのバランスを意識することで、たんぱく質を確保しながら脂質や炭水化物のとりすぎを防ぎやすくなります。


PFCバランスを考えるときは、栄養の割合だけでなく、1日の摂取カロリー全体もあわせて見ることが大切です。
ダイエットでは、カロリーのとりすぎに気をつけながら、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを整えることが大切です。
自分に合った消費カロリーや摂取カロリーの目安は、
fis.大阪さんのダイエットのための1日の基礎代謝量・消費カロリー・摂取カロリー・カロリー計算&PFCバランス自動計算フォームを使うと簡単に確認できます。
納豆卵かけご飯のPFCバランス
では、納豆卵かけご飯は実際にどのようなPFCバランスになりやすいのでしょうか。
ご飯量ごとのP・F・Cの目安をまとめると、以下のようになります。
| ご飯量 | P(たんぱく質) | F(脂質) | C(炭水化物) |
|---|---|---|---|
| 100g | 約15.0g | 約9.1g | 約43.6g |
| 150g | 約16.3g | 約9.3g | 約62.1g |
| 200g | 約17.5g | 約9.4g | 約80.7g |
| 250g | 約18.8g | 約9.6g | 約99.2g |
| 300g | 約20.0g | 約9.7g | 約117.8g |
上記表を見ると、納豆卵かけご飯はご飯量が増えるほど炭水化物が大きく増え、たんぱく質はゆるやかに増えることがわかります。
卵と納豆が入ることで、白ごはんだけの食事よりもたんぱく質をとりやすいのがメリットです。
特にご飯100〜200g程度であれば、PFCバランスも整いやすく、ダイエット中でも取り入れやすい食事といえます。
納豆卵かけご飯だけでは足りない栄養素もある
下記のグラフは、あすけんで調べた納豆卵かけご飯(ご飯150g)1食あたりの栄養バランスです。
このグラフを見ると、ビタミンCがほとんど含まれていないほか、ビタミンB1やカルシウムも不足しやすいことがわかります。





一方で、PFCは一定量を確保しやすく、その他の栄養素にも差はあるものの、全体としては比較的バランスのよいメニューといえます。
自分に合ったお米の量を知りたい方は、けんとのダイエット講座さんの下記動画も参考にしてみてください。
お米の量の調べ方は25分55秒あたりからですが、最初から見ると全体の理解が深まりやすいです。
不足しやすい栄養素は“ちょい足し”で補える
ビタミンC、ビタミンB1、カルシウムが不足しやすい場合は、常備しやすい食品をちょい足しするのが手軽です。
- カルシウムはヨーグルトや小魚など
- ビタミンCは冷凍フルーツやじゃがいも、さつまいも、ブロッコリーなど
- ビタミンB1は豚肉や枝豆、豆腐など



白米を玄米や胚芽米、麦ご飯に替えることでもビタミンB1を補いやすくなります。
毎食きっちり栄養バランスを考えるのが大変な日は、宅食を上手に取り入れるのもひとつの方法です。
手作り感のあるおかずで無理なく整えたい方は、私が実際に試したつくりおき.jpの体験記事も参考にしてみてください。
豆知識:納豆卵かけご飯とアフターミール効果
アフターミール効果とは?
セカンドミール効果(アフターミール効果)とは、1回目の食事(特に朝食)が2回目以降の食事(昼食など)の血糖値上昇を抑える効果のことです。食物繊維の多い食品を朝に摂ることで、昼食後の血糖値スパイク(急上昇)を防ぎ、糖尿病や肥満の予防、集中力の維持に役立つ食事法です。
つまり、朝ごはんを整えることが、1日を通した食事のバランスを整えたり、食べすぎ防止にもつながります。



納豆を加えることで、白米だけの朝食よりも食物繊維をとりやすくなります。
納豆卵かけご飯をダイエット中に食べるときのポイント
納豆卵かけご飯はバランスのよい食事に近い一方で、ご飯の量や調味料の使い方によっては、炭水化物や塩分が多くなりやすい点に注意が必要です。
また、ビタミンCやカルシウムなど不足しやすい栄養素もあるため、野菜や果物、乳製品などを組み合わせて整えることが大切です。
食べるときに意識したいポイント
- ご飯を計量する
- しょうゆをかけすぎない
- 汁物や乳製品、果物を足してPFCバランスを整える
PFCバランスを意識した食事も大切ですが、
ダイエットの基本は「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を作ることです。
そのうえで、たんぱく質や脂質、炭水化物のバランスを整えることで、健康的に体重を落としやすくなります。
納豆卵かけご飯のおすすめアレンジ・人気レシピ
納豆卵かけご飯は、そのままでも手軽でおいしいですが、少しアレンジするだけで飽きずに続けやすくなります。
ダイエット中は、栄養バランスや満足感を意識しながら、無理なく取り入れやすい食べ方を選ぶのがおすすめです。
続けるための注意点
- ご飯や調味料を増やしすぎると、カロリーや塩分が高くなりやすい
- トッピングを足しすぎると、手軽さが減って続けにくくなる
- まずは家にある食材で簡単にできるアレンジから試すのがおすすめ
いつも一味違う納豆卵かけご飯を試したい方は、リュウジさんの下記の動画レシピも参考にしてみてください。
納豆のパック内で納豆と卵黄を混ぜる、調味料を調整したり、カットねぎを使ったりすると取り入れやすいです。
料理研究家リュウジさんの「至高の納豆卵かけご飯」は、動画の3分20秒あたりから再生されます。
ほかのアレンジも試したい方は、クックパッドの納豆卵かけご飯レシピも参考にしてみてください。
納豆卵かけご飯に関するよくある質問
- 納豆卵かけご飯はダイエット中に食べてもいいですか?
-
納豆卵かけご飯は、食べ方を工夫すればダイエット中にも取り入れやすいメニューです。卵と納豆でたんぱく質を補いやすく、ご飯の量でカロリー調整もしやすいのが特徴です。食べすぎを防ぐためには、ご飯の量や組み合わせを意識することが大切です。
- ダイエット中の納豆卵かけご飯は、ご飯何gくらいが目安ですか?
-
目安は活動量や1日の食事全体によって変わりますが、ダイエット中はまず100〜150g程度から調整しやすいです。ご飯の量が増えると、たんぱく質だけでなくカロリーや炭水化物も増えるため、自分に合った量を見つけることが大切です。
ダイエットにおいて糖質は必要不可欠です。ご飯を極端に減らすのではなく、満足感や続けやすさも意識しながら調整していきましょう。 - 納豆卵かけご飯だけで栄養は足りますか?
-
納豆卵かけご飯は、たんぱく質を補いやすく、比較的バランスのよいメニューです。ただし、ビタミンB1やビタミンC、カルシウムなどは不足しやすいため、果物、乳製品、野菜たっぷりの汁物などを組み合わせると、より栄養バランスを整えやすくなります。
まとめ|納豆卵かけご飯は手軽でダイエット中にも取り入れやすい
納豆卵かけご飯は、手軽に作れてたんぱく質を補いやすく、ダイエット中でも取り入れやすいメニューです。
卵と納豆を組み合わせることで、白ごはんだけよりもたんぱく質を補いやすく、食事バランスを整えやすいのも魅力です。
一方で、ビタミンB1やビタミンC、カルシウムなど不足しやすい栄養素もあるため、汁物や果物、乳製品などを組み合わせると、より栄養バランスを整えやすくなります。
食べすぎを防ぐためにも、ご飯を計量してカロリーを把握することも意識したいポイントです。
シンプルなメニューでも、食べ方や組み合わせを少し工夫するだけで、無理なく続けやすい朝ごはんになります。
納豆卵かけご飯を上手に取り入れながら、自分に合ったダイエット習慣を続けていきましょう。



今回も読んでくださりありがとうございました。腹横筋も鍛え中です!




